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国際ボランティア演習 2021年度報告

後期に英語学科で開講している「国際ボランティア演習」という科目をとった学生は日本国際ボランティアセンター(JVC)および Tuk Tuk(カンボジアの幼児教育関連の活動を行っているチャリティ団体)と協力して、いくつかのボランティアプロジェクトを実施しました。

JVCと協力しているグループは2つのキャンパス内キャンペーンを実施しました。一つ目は使用済み切手や書き損じハガキなどの寄付を呼びかけるものでした。寄付された切手やハガキなどはJVCのほうで売ったり、換金したり、切手に交換したりなどして、JVCの活動資金になります。二つ目はキャンパス内で本やCD、DVDなどの寄付を呼びかけるものでした。寄付されたものはブックオフに送られた後に査定を受けて、査定の金額がJVCが行っているスーダンの子どもや若者の教育や訓練に関するプロジェクトの資金になります。在学生および教職員の協力のおかげでたくさんの寄付が集まりました。

この活動はJVCのホームページでも紹介されています:

https://www.ngo-jvc.net/jp/tokyostaffdiary/2022/01/20220118-seinanjogakuin-koen.html

Tuk Tukと協力している学生は4つのグループに分かれ、次のプロジェクトを実施しました。

1.カンボジアの幼稚園の先生たちからリクエストが多かった英語のアルファベットを学習するためのワークシートの作成です。できあがったワークシートはTuk Tukのフェースブックページで共有される予定です:

https://www.facebook.com/RermorkForChildren/?mc_cid=10b46bd106&mc_eid=3025e467a5

2.日本の伝統的なゲーム(かるたとあやとり)を紹介するビデオの作成です。学生はクメール語を使用するかるたを作成して紹介しました。これらの動画もTuk Tukのフェースブックページで共有される予定です。

3.「大きなかぶ」のカンボジアバージョン紙芝居の作成です。カンボジアの子どもたちに理解しやすいように、絵をカンボジアのものを使ってオリジナルに描いたり、英語で書いたストーリーにも工夫を加えました。学生が書いた英語版がTuk Tukのスタッフによってクメール語に訳され、現地の幼稚園で披露される予定です。

4.北九州市の小学校や幼稚園で披露するためにTuk Tukのオリジナル紙芝居5冊の和訳と、子どもたちに英語やカンボジアなどについて学ぶためのアクティビティの作成です。シオン山幼稚園および到津児童館で披露する予定があったが、コロナの再拡大を受けて一旦中止しました。コロナの状況が落ち着いてきたら、ぜひ披露したいと考えています。

最後のグループは、上記のグループの活動の周知およびJVCやTuk TukのPRを担当しました。このグループはSNSなどを上手に使い、活動に励みました。ぜひこのグループのSNSなどをのぞいてみてください:

それぞれのプロジェクトを通して、参加した学生はチームワークやコミュニケーション、計画を立てることや問題解決をすることなどについて学びました。ボランティアをすることと国際協力についても考えるきかっけがたくさんありました。

JVCやTuk Tukについてもっと知りたい人は以下のリンク先をご覧ください。

Japan International Volunteer Center (JVC)

Tuk Tuk

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