NewsSDGsVolunteer work

Special Talk by TukTuk Charity from Cambodia

11月2日、TukTuk Charityの小柳真裕(Mayu Koyanagi)さんとAdrian Paschkowさんをお招きして、国際ボランティア演習の授業で講義をして頂きました!TukTuk Charityはカンボジアのポーサット州を拠点にした幼児教育分野に取り組んでいるチャリティ団体です。子どもたちの夢を広げるために3輪オートバイのトゥクトゥクを使った移動映画館の活動から始まり、今はカンボジアの文化やカリキュラムに合わせた教材作りとその教材を誰でも無料でアクセスができるためのオンラインプラットフォーム(デジタル図書館)の運営に力を入れています。対話を重視して、カンボジアの教員のエンパワーメントに繋がるような持続可能な活動を行っています。

講義では、そもそもなぜTukTuk Charityの活動が必要なのかというカンボジアの歴史や幼児教育現場の現状の説明、TukTuk Charityの活動の紹介、そして今学期の国際ボランティア演習を通して西南女の学生がどのようにTukTuk Charityの活動をサポートできるかについて英語と日本語で話して頂きました。質疑応答の時間で、福岡市出身で青年海外協力隊員であったMayuさんは青年海外協力隊の経験やそこから自身のNPOを立ち上げるに至った道程にもふれて、海外で働くことに関する学生の色々な質問にも熱心に答えてくれました。

昨年度の国際ボランティア演習でもMayuさんとAdrianさんにZoomで話をして頂きましたが、今回は対面で話ができて本当に良かったです。昨年度にこの演習を受けた学生は、オリジナル紙芝居やアルファベットを学習するためのワークシートの作成、クメール語の文字を学ぶためのかるたゲームやお金をかけずにできるアクティビティとしてあやとりのやり方を紹介するビデオの撮影に取り組みましたが、これらは全部TukTuk Charityのデジタル図書館でカンボジアの先生たちに提供されています。オリジナル紙芝居が特に現地の先生たちのお気に入りになっているらしいです。TukTuk Charityはクメール語と英語で語られるオリジナル絵本や紙芝居を作成していますが、西南女の学生はそれらを日本語に訳して本学附属シオン山幼稚園や近くの到津児童館で披露する予定でしたが、コロナの影響で断念することになりました。今年度こそぜひ、TukTuk Charityの素敵な紙芝居を北九州市の子どもたちに紹介したり、現地の先生たちのニーズに応える新たな紙芝居作りやアクティビティの提案について授業で考えていきたいです。

国際ボランティア演習の活動内容についてはここでも報告しますが、PRを担当しているチームはInstagramで @swu.volunteer_0119 で情報発信をしますので、フォローといいねをお願いします!!

TukTuk Charityに興味のある方、ぜひSNSやHPで活動内容や応援方法を見てみてください。

Homepage: https://tuktukcharity.org/

Instagram: @tuktukcharity

Related Articles

Check Also
Close
Back to top button